ワールドトレードセンター2017.02.13

平成7年8月前小川原支部長年度に、有志6名でアメリカ旅行をした折、最後に訪問したのはニューヨークでした。

ワシントンからNYへ向かう小型飛行機の中で見た街の夜景は、一生忘れられない程の美しいものでした。低く飛ぶ飛行機の眼下はまるで宝石箱のようで、マンハッタンの超高層のエンパイヤステートビル、クライスラービル、そして「ミノルヤマザキ設計」のワールドトレードセンターがあったのです。

平成12年9月11日のテロによる崩壊は、さながら映画の1シーンであり、今にもブルースウィルスが登場するかの様でした。マンハッタン島の南に位置し、自由の女神と共に海からの風景は、まさにアメリカのシンボルでした。

平成3年に起きた地下の爆弾テロにより我々が見学した時は警戒が厳しく、一人一人のバックもチェックされました。長い行列の末上がれた展望階からは、360゜のNYの街が見え、ガラスには見える建物のコメントが書いてありました。残念ながら私は、高所恐怖症のため屋上には出ず、しっかり手摺を握り締めカメラのシャッターを押していました。

この建物は、再度世界コンペにして再建してほしいものだと思います。