有明荘

北アルプスの登山口に国民宿舎として有明荘があり、かつては木造の建物だった。冬季は道路が閉鎖されるので、役場職員が越冬して、屋根の雪下ろしをしていた。

昭和50年に、中央の建物が完成し、平成6年に浴室棟、団体棟を東側に、宿泊棟を西側に増築した。外装は、杉板張りにし、中房の山並みに溶け込んでいる。

特にここは、温泉が湧き出て、桧の浴室や露天風呂は登山者から愛されている。


  • 用途 旅館
  • 所在地 安曇市穂高
  • 竣工 平成6年
  • 鉄骨造2階建929m2
  • 公共の宿建築設計資料掲載